何もなし

なんにもない。
なんにもない。
なんにもない。
なんにもない。
私に割り当てられた幸せの要素。

あるのは僅かばかりの不幸せ。
理不尽な要求。

滅びへの途。

死に嫌われつづけた私だけど、
今でもあなたに憧れています。
私を虚空の果てに連れて行ってください。
そこには幸せもないけれど、不幸せもないのでしょう。

なにげない毎日が私にはとても辛い。
死への憧憬。

生への固執。

矛盾する私がここに居る。

私をコロシテください。

鋭いその刃で私を貫いてください。
望みは何か支配的なものとの一体感だけ。
私を早く殺してください。

生きれば生きるほど、私の体に刃が食い込んでいく。
どうして一思いに殺してくれないのですか？
私に課された罰なのですか？
私に血で贖わせてくださいませんか・・・
そして、その血とともに私のカラダから生を奪ってくださいませんか・・・。

オネガイです・・・・